一本の樹。

『一軒の家・一本の樹・一人の息子』は、1978年、演劇集団円に書き下ろされた戯曲です。 別役実さんが初期の作風を脱し、小市民の生の様態の探求を開始した頃の作品です。 ずっと以前に読んでいたのですが、昨年ふと手に取って読みはじめたら、そのあまりの切り口の鋭さ、描かれていることのとんでもなさに驚倒し、こ、れ、は、上演に取り組まねば! と、やむにやまれぬ衝動につき動かされたのでした。 …

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